更年期女性のギモン!更年期障害の症状、生理、閉経、胸や病気…女性が抱える不安や不調や悩みとは

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人は年齢を重ねるごとに、悩みや不安が増えてきます。

20代から30代へ、30代後半から40代へ、そして50代が近づいてきます。今はアラサーからアラフォー、アラフィフと表現するほうがしっくりくるでしょうか。

特に40代~50歳女性にとっては、婦人科系特有の症状や病気など、悩みや不安となってのしかかってきます。

キーワードでいくつかピックアップしても、「更年期、更年期障害、閉経、生理、胸や乳首の病気、子宮の病気、妊娠、出産・・・」。

また、お肌の老化やトラブルなど、美に関することも、どんどん敏感になってきます。

そんな中でも、注目したいのは「更年期」「更年期障害」です。

それでは、読者の皆さまの代わりにどんどん質問していきましょう。

Q
シンプルな質問ですが、更年期って何ですか?
A
更年期とは、閉経をはさんで前後の10年の期間をいいます。

Q
???閉経ってなんですか?
A
一般的に約1年間生理がこなかった場合、つまり、生理が完全に止まった場合を“閉経”といいます。

A
更年期は40代半ばころからスタートする人が多いと言われていますが、生理が止まる時期(閉経時期)には個人差があるように、更年期も個人差があるということなんです。
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エッ?更年期は人によって時期が違うという事実…

Q
みんな声を揃えて、更年期っていうものだから、決まった期間があると思ってました。
Q
今のお話だと、更年期=40代・50代ということではなく、30代で迎える人もいるってことですよね?
A
平均の閉経年齢は約50歳ですが、早い段階で閉経を迎える女性であれば、30代で更年期突入ということになりますね。
A
逆に50代半ばになっても生理があるという人もごく稀にいるようですよ。割合は限りなく少ないでしょうけど。

Q
なるほど。TVやCM、雑誌なんかでも、「更年期」ってワードは頻繁に出てきますけど、一概には言えない期間なんですね。

では、更年期障害とは更年期に起こる不調ってこと?

更年期が近づくにつれて、女性ホルモンのエストロゲンが急激に低下していく(アラサーあたりが分泌のピーク)のはご存じでしょうか?このエストロゲンの減少が要因となって、女性の体に様々な変化や症状があらわれてきます。

更年期には個人差はあるものの、前述のように「エストロゲンの低下に伴い様々な不調や症状が出てきます」が、その中でも、日常生活に支障がでてくるレベルのものを「更年期障害」といいます。

つまり、「更年期の症状=更年期障害」とは言い切れないのです。

女性ホルモンが影響しているのか、生活習慣によるものなのか、ストレスが影響しているのか、ただ疲れが出てきているだけなのか。これも個人差がありそうですよね。

今、みなさんが悩んでいる症状や不調は、更年期障害なのか?それ以外の不調や病気なのか?

なかなか自分で判断するのは難しいと言えるでしょう。

●もしかしたら更年期障害かも?

  ●もしかしたら私、病気なのかも?

    ●きっと一時的な疲労や不調!大丈夫だろう。

考え方、感じ方もきっと人それぞれです。

更年期障害の症状とは

更年期障害には様々な症状があります。まずは、自分に当てはまるものがないかをみていきましょう。当てはまるものが多いほど、更年期障害の可能性が高いといえます。

例えば、ホットフラッシュ、ほてり、のぼせ、多汗、冷え性、胸の痛みや乳首の痛み、動悸、肌荒れ、腰痛、肩こり、関節痛、イライラ、記憶力低下(物忘れがひどい)、頻尿や尿漏れなどがあります。

更年期の症状-ホットフラッシュ,のぼせ,胸の痛み,動悸,肌荒れ,腰痛,肩こり,イライラ,物忘れ

他にも、鬱(うつ)、落ち込む、クヨクヨする、疲れやすい、だるい、めまい、ふらつき、不眠、頭痛、吐き気、手足のしびれや痛み、抜け毛や薄毛、便秘など、とにかく症状は様々です。

更年期の症状-うつ,倦怠感,抜け毛,薄毛,頭痛,しびれ,めまい,ふらつき,不眠,便秘

Q
でも、これらの症状って、更年期じゃなくても起こりますよね?
A
そうですね。判断材料としては、「どれだけの項目数が当てはまるか」「症状の重さはどうか」の複合判断になるかと思います

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また、最近では女性の更年期障害のみならず若年性更年期障害男性の更年期障害も注目されるようになってきました。特に若い人でも発症する可能性は十分ありますので、若年性更年期障害チェックをしてみることもおススメします。

女性の更年期障害チェックをしてみよう!

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更年期障害と言えば女性の症状とも言えるほど、多くの人が40代後半になるとツライ症状で悩まされてしまいます。閉経を迎えた女性、または閉経前後の時期にいる女性でなんだか最近気分が落ち込む、身体がほてって困るというような症状がある方は、ぜひ以下の女性の更年期障害の症状チェックをしてみましょう。

□寝汗が以前よりもひどくなった

□やる気が起きない日が続く

□少しの動作で動悸が起こったり階段の上り下りがツライ

□足は冷えているが上半身がほてるようになった

□些細なことを気にして気分が落ち込みやすい

□将来のことを考えると不安な気持ちになりやすい

□のどや口の渇きが増えてきた

□物忘れが多くなってきた

□貧血やめまいの症状があるような気がする

□疲れやすい

□眠りたいけどなかなか眠りにつけない

□ちょっとしたことでイライラしやすくなった

□尿漏れやトイレにいく回数が増えた

□耳鳴りがしていつまでも治らない

□手足などにしびれを感じることがある

□下痢や便秘などの症状が出てきた

これらの症状は、女性の更年期障害で出やすい症状です。多くが当てはまっているほど、その症状は女性ホルモンの減少で起こる「更年期障害」が原因の可能性があります。ツライ症状は専門の病院で適切な治療をしてもらうことで改善できるので一度診察を受けてみるといいでしょう。

男性の更年期障害チェックをしてみよう!

更年期障害,男性,チェック

男性の場合は女性と違って、症状のでる年齢層が幅広い傾向にあります。そのため、「この年齢になって症状が出始めたから更年期障害だ!」とは気が付きにくいものです。

しかし、今抱えている症状の悩みは男性の更年期障害の可能性もありますから、ぜひ「男性の更年期障害チェック」をしてみましょう。

□最近やる気がおこらない

□朝の目覚めが悪い

□以前より体がだるい

□前日の疲れが残りいつまでも疲れがとれない

□気分が落ち込むことが多い

□手足や関節に痛みを感じる

□以前に比べて汗をかきやすくなった

□眠りたくてもなかなか寝付けない

□些細なことでイライラしがち

□細かい部分まで気にして神経質になった気がする

□将来のことを考えると不安な気持ちになることがある

□男性としての機能や欲が落ちた、低下した

□記憶力や集中力が低下してきた

□少しの運動で息切れしやすくなった

このような症状は男性の更年期障害で出やすい症状です。多く当てはまるほど、更年期障害が原因でそのような症状を引き起こしている可能性があります。これも女性と同様に男性ホルモンの低下によって引き起こされるものです。

最近では男性の更年期外来も増えてきていますから、多くの症状チェックで当てはまるようであれば一度受診してみるといいでしょう。

女性の若年性更年期障害チェックをしてみよう!

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最近では閉経を迎える前の30代であっても似たような症状の出る女性の若年性更年期障害というものもあります。もしかしたら?と思う方は一度「女性の若年性更年期障害チェック」をしてみましょう。

□月経不順である

□頭痛やめまいがする

□体のほてりがある

□手足は冷たく冷え性である

□少しのことでイライラしやすい

□過剰なダイエットをしたことがある

□不規則な生活を送りがち

□慢性的な運動不足

□気分が落ち込みやすくうつ状態になることがある

□肌が乾燥している

□営みの時に痛みを感じる

これらの症状は、20代や30代の女性で起こる若年性更年期障害の一部です。月経が不順であることは女性ホルモンのバランスが崩れているためです。また、身体の冷えや不規則な生活も女性ホルモンを乱す要因となっています。これは更年期障害の時に起こる女性ホルモンの変化と似ています。

ですから、身体のほてりやめまい、頭痛、うつ症状というような女性の更年期障害で起こるような症状を発症してしまうのです。さらに、女性の若年性更年期障害チェックで当てはまる項目が多い人の場合は、将来不妊症になる可能性もありますので、早いうちに病院を受診して適切な治療を受けた方がいいでしょう。

男性の若年性更年期障害チェックをしてみよう!

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男性の更年期障害は中高年齢層に多く40代~70代と幅広い層で症状が出てきます。しかし、近年は20代や30代でも男性の更年期障害と似たような症状で悩まされている人も多くいるようです。

若い人でも発症する可能性がありますので、40代未満であっても男性の若年性更年期障害のチェックをしてみることをおススメします。

□体力的や筋力がおちた

□毎日が楽しくない

□以前に比べてイライラしやすくなった

□仕事に行くのが憂鬱だ

□仕事でのミスが増え集中力に欠ける

□些細なことで不安になったり悲しくなったりする

□眠たくても眠れないことが多い

□寝ても次の日疲れが残っていることが多い

□男性としての機能や欲が落ちた、低下した

これらの症状は男性の若年性更年期障害の一例です。

男性の若年性更年期障害の場合は、男性ホルモンが低下している可能性もあります。それに加えて、仕事のストレスや不規則な生活、過剰な労働が引き金になっていることもあります。このことからよく「うつ病」と間違われやすいですが実はうつではなく、男性の若年性更年期障害だったということも多いのです。

男性の若年性更年期障害チェックで多くが当てはまった場合は、専門の男性更年期外来のある病院か、泌尿器科を受診しましょう。

うつや気力の低下など「うつ症状」が強く見られる場合は、心療内科にも一緒に通うことで症状をより改善しやすくなります。

更年期障害だけじゃない!女性はとにかく悩みがいっぱい

悩みといえば、男性にはなかなか理解をしてもらえない女性特有の内容がたくさんあります。

  • 生理
  • 妊娠・出産
  • 胸や乳首の悩み
  • 乳がんや子宮がんの不安
  • おりもの、出血、不正出血など

挙げればキリがありませんし、男女に起こりうること(肌トラブルなど)でも、女性のほうが敏感です。やはり、何歳になっても女性の方が“美意識”が高いからだと思います。

1.生理の不安や悩み

生理といっても、悩みや不安のパターンは様々です。

主に、生理痛がひどい、生理がこない、生理周期が長い・短い、生理が早い・遅い、生理が止まらない(終わらない)、生理の量が多い・少ないなどでしょうか。

特に更年期は閉経年齢も近く、妊娠にも影響が出てきますから、生理についてはかなり敏感になられるのも仕方ありません。

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2.妊娠や出産の不安や悩み

女性はアラサーの年代でも妊娠のことが強く気になりはじめます。妊娠・出産を考えて結婚を急ぐ女性も少なくありません。

アラフォーの年代になると、さらに焦る方、半分諦めの気持ちを持ってしまう方、考え方や感じ方は様々でしょう。

更年期、閉経年齢が近づく、あるいは突入すると、着実に妊娠できる確率は減っていくのも現実です。しかし、どこまでいっても可能性は捨てないでほしいと思います。ニュースなどでも報道されているように、女性芸能人の方々でも40代で妊娠・出産されている方も多くいらっしゃいます。

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ただ、単純に確率だけで考えるのは危険です。高齢出産となると、ママの体にも大きな負担がかかってきますから、年齢や確率だけにとらわれず、医師や周りの方々ともしっかりと相談しながら考えていくことが大切だと思います。

3.胸や乳首、子宮の悩み

ここ数年、女性芸能人の方の乳がん報道も多く、女性の乳がんに対する意識は着実に高くなってきています。しかし、それでも乳がん検診を受けていない女性が多いのも現実です。

Q
乳がんって、40歳~50歳以降にかかるリスクが高くなるってよく聞くのですが…?
A
そうですね。30代後半から増え始め、40代からは特に注意が必要です。

Q
50代も多いのですか?
A
乳がんは、50代だけでなく、60代でも多く見られます。
Q
でも、30代なら確率は低いですよね?
A
自分は20代だから、30代前半だから・・と“自分は若いからきっと大丈夫”という考えはもたないでほしいです!
A
女性芸能人の方など、実際に乳がんになり、とても苦しい中で必死に闘いながらも、女性のみなさんに向けてもメッセージを発信されており、それを大事に受け取ってほしいと思います

癌や大きな病は、とにかく早期発見が重要です。20代でも、まずは検診に行くことが大切。まだ大丈夫ではなく、「もしかしたら癌や病気の可能性があるかも?」と考えることも大事でしょう。 

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大丈夫かな?もう少し様子をみようかな?もしかしたら病気かも?・・・なんて、悩んでばかりいると、ストレスで余計な不調やトラブルがでてくることもあります。

診察を受けるか受けないかは、最終的には自身が決めることですが、リスクを減らす選択というのは、とても大事だと思います。

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また、不正出血については、色、状態、時期などです。

他にも病気との関連性や症状との関連性などで悩まれている方も多いようです。

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「きっと大丈夫!」ではなく、「もしかしたら、病院に行ったほうがいいのかも!?」と、思って頂くことは大事です。最終的にはご自身の判断で決めて頂くことではありますが、当サイトでは、悩むぐらいなら「相談してみよう」、「診察を受けてみよう」という選択肢を持って頂くための、一つのキッカケになればと思っております。