自律神経失調症と更年期障害の違いは?原因や治療・改善法と高血圧の関係

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自律神経失調症と更年期障害は似たような症状が表れます。しかし、更年期の時期に症状が出ているのか?それ以外の時期に症状が出ているのか?で原因や治療・改善法も変わってきます。自律神経失調症を放っておくと高血圧を引き起こしやすくもなりますので、早めに治療をすることが重要です。

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自律神経失調症ってどんな病気?

自律神経失調症とは、生活の乱れによって自律神経である「交感神経」や「副交感神経」の働きが鈍くなったりバランスが崩れることによって、体調が悪くなってしまう病気です。 自律神経はこの2つの神経のバランスが整っていないといけないのですが、何らかの原因でバランスが崩れてしまうと、頭痛や耳鳴り、酷いとうつ状態を引き起こしてしまうケースもあります。

自律神経失調症の症状と更年期障害との違いは?

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自律神経失調症の症状として多いのが、頭痛、耳鳴り、動悸、めまい、立ちくらみなどです。他にも、足のしびれや発汗、冷や汗、疲れやすいという症状が見られます。精神面でも急に不安になったり、イライラやヒステリー、記憶力の低下ということも起きます。

このように、述べた症状のほとんどが更年期障害と同じであり、自分では更年期障害との違いに気づくのは難しいのが現状です。

しかし、更年期に入っている女性の場合は、両方を同時に発症していることが多いようです。というのも、更年期障害の症状は女性ホルモンの乱れによるものですが、ホルモンの減少は自律神経にも影響を与えるためです。

その結果、更年期に入ると自律神経失調症を発症しやすいと言われています。更年期の自律神経失調症は、更年期障害の症状の一つであるとも言えるのです。

自律神経失調症を引き起こす原因は?

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自律神経失調症は女性の方が男性よりも2倍以上の確率で発症しやすいと言われています。これも女性ホルモンの減少が影響しています。その他ではストレスが原因になっていると考えられます。性格的に神経質であったり、心配性の人ほど自律神経失調症になりやすいようです。

更年期障害で頭痛やめまいなどを起こしていると、それがストレスとなって更年期障害の症状を悪化させた結果、自律神経失調症の原因となってしまうケースもあります。ツライ症状が出始めたら、無理に我慢をせずに早めに専門の病院で一度診察をしてもらうことが大切です。

自律神経失調症が続くと高血圧になるって本当?

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自律神経失調症はその名の通り、自律神経が乱れる病気です。血圧は自律神経によって調節されています。しかし、自律神経失調症になってしまうと交換神経と副交感神経のバランスが崩れてしまい、息切れや動悸という症状が出てきます。これが続くと心臓に負担がかかりすぎて高血圧を引き起こしてしまうのです。

さらには、糖尿病にもかかりやすくなってしまうと言われていますから、自律神経失調症は早めに治療を受けた方がいいでしょう。更年期の時期と重なりやすく更年期障害と区別することが難しいですが、どちらにしても症状が出始めてツライと感じたら病院に行って診察をしてもらうようにしましょう。

自律神経失調症にはどんな漢方薬が効果ある?

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自律神経失調症には漢方薬も効果があると言われています。東洋医学では「気」が弱まっている時に発症すると言われており、「気」の巡りを改善することで自律神経失調症の改善が期待できるということです。

自律神経失調症に効果があると言われている漢方薬は以下のようなものがあります。

・半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう) 自律神経失調症の症状である、のどのつまり感を改善する効果があります。

・柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう) 頭痛やめまい、急な不安感などに効果があると言われています。

・桂枝加竜骨牡蠣湯 (けいしかりゅうこつぼれいとう) 自律神経失調症になると気分が高揚したり落ち込んだりという起伏の激しさもツライ症状ですが、そのような気分を落ち着かせるのに効果的な漢方薬です。

・加味逍遥散(かみしょうようさん) 更年期障害の治療としてもよく使われている漢方ですが、自律神経失調症でも同じような症状が出るため症状の緩和に効果的な漢方薬です。

自律神経失調症の治療・改善のために何をするべき?

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更年期障害が引き金となって自律神経失調症が起きている場合は、更年期障害の治療と並行して薬を服用することで緩和するケースもあります。しかし、更年期の時期以外で自律神経失調症になっている場合は、大きなストレスが原因の可能性があります。まずはそのような環境から一度離れてゆっくりと休養をとることが大切です。

不安が強い場合は抗不安薬や漢方薬を使った治療も行われます。さらに、神経が高ぶって不眠症になったり、パニック症状を引き起こすこともあるので専門医で治療を受けることが大切です。

他には、バランスの良い食事を心がけ、夜更かしをせずに夜にしっかりと睡眠をとることでゆっくりと改善の方向に向かっていくようです。自律神経失調症と診断を受けた場合は、無理をせずストレスをためない環境を作り出すことが必要です。

自律神経失調症の症状を和らげる栄養素として、ビタミンB群を摂取すると効果があるようです。神経の働きを正常にする働きを持つビタミンB群はレバーや豚肉などの肉類やサバ、イワシなどにも多く含まれています。他にもカルシウム不足になるとイライラしがちになるので、牛乳や乳製品などでカルシウムを補うのも必要です。

更年期になると骨粗鬆症にもなりやすくなるので、カルシウム摂取は骨粗鬆症予防にも繋がります。食事で補うのが難しい場合は、市販のサプリメントを使ったりしても同じような効果が得られるので、自分のスタイルにあった方法で改善を試みてみることが大切です。

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