更年期気障害の検査内容や項目は?血液検査・女性ホルモン検査とは?

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40代後半から50代にかけて更年期を迎えると頭痛やめまい、身体のほてりやイライラに悩まされる女性は多くいます。そこで更年期障害ではないのか?と疑い検査を考える人もいますよね。しかし、更年期障害の検査内容・項目って何があるのか分からないという人の方が多いはずです。ここでは、更年期障害の検査としてよく行われる血液検査女性ホルモン検査についての他、検査数値の読み方について解説していきます。

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更年期障害の検査で行われる検査内容・項目とは?

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更年期障害の検査で行われる検査内容・項目を大まかに分類すると、「血液検査」と「問診」に分けることができます。問診によって、どんな症状が出ているのか?いつごろから月経不順が始まったか?閉経はいつか?などの他、これまでの既往歴などを詳しく聞かれます。特に、子宮や卵巣系の病気を患ったことのある場合はそれも関係している可能性もありますから、しっかりと伝えることが必要です。さらに更年期障害はストレスによっても症状が酷くなることもありますので、現在どのような状況におかれているのか?も話す必要がある場合もあります。そして、もう一つの検査が血液検査です。血液検査では一般的なコレステロール値や貧血の値を見る他、女性ホルモンの血中濃度を調べるという目的で検査が行われます。

更年期障害で行われる血液検査では何が分かる?

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更年期障害で行われる血液検査では大きく分けると2つの項目に分けられます。一つは、一般的によく聞く項目である、コレステロール値や貧血の値などです。更年期障害はめまいや頭痛を引き起こすイメージがありますが女性ホルモンの減少にともなってコレステロールが急上昇することもあるのです。そのため、コレステロールの値を見るということは非常に重要になってきます。

更年期障害の検査で行う女性ホルモン検査とは?

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もう一つ、更年期障害の血液検査では「女性ホルモン検査」と呼ばれるものも行われます。血中にどのくらいの女性ホルモン量があるのかを調べる検査です。めまいやホットフラッシュ、頭痛、イライラといった症状は女性ホルモンの中でもエストロゲンというホルモンが急激に減少することで引き起こされています。ですから、女性ホルモン検査というのは、エストロゲンの量を調べていると言いかえることもできます。これを調べる血液検査はエストラジオール(E2)濃度検査というものです。しかし、女性は元々女性ホルモン量の変化が激しいので一度の検査結果だけで更年期障害と診断することは難しいと言えます。

その他にも女性ホルモン検査としては、卵胞刺激ホルモン(FSH)濃度検査というものがあります。卵胞ホルモンは妊娠する時に必要なホルモンですが、卵巣機能が衰える更年期頃になると濃度が高くなってきます。つまり、卵胞刺激ホルモン(FSH)濃度検査で数値が高ければ、卵巣の機能が低下してきている=閉経を迎えているまたは閉経が近い、ということになります。本来、女性ホルモンはエストロゲンと卵胞ホルモン(プロゲステロン)の2つのバランスが取れていることが重要なのですが、閉経に伴ってどちらか一方だけが急激に減少したり上昇したりとバランスが崩れることで様々な症状を引き起こしているのです。

更年期障害検査の検査数値の見方

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更年期障害の検査をすると医師から説明があると思いますが、より詳しく検査数値を見ることができれば、自分が今どのような状態にいるのかを把握することが可能です。それを知るためにも、エストラジオール(E2)濃度の基準値から見ていきましょう。基準値は以下のようになっています。

・卵胞期前期(生理中):10~78pg/ml
・卵胞期後期(生理が終わって排卵が起こるまで):31~200pg/ml
・排卵期(排卵が起こる時期):103~366pg/ml
・黄体期前期(排卵から生理が始まる1週間前まで):14~225pg/ml
・黄体期後期(生理が始まる1週間前):251pg/ml以下
・閉経後:18pg/ml以下

これを見ても分かるように女性は月経周期によって、元々女性ホルモンの濃度は常に変化しています。そして、更年期障害である可能性があるのは閉経期のエストラジオール濃度が10pg/mlである場合です。しかし、お気づきの方もいると思いますが、生理期間中である卵胞期前期の基準値も10pg/ml~ということになっており、生理前の基準値も251pg/ml以下となっているので10pg/mlであっても基準値内ということになります。この期間中は正常に月経がある人でも、生理痛やイライラが出やすくPMSと呼ばれる月経前症候群が出やすい時期と重なります。つまり、更年期障害で出ている症状と似ているということです。

更年期障害と月経前症候群の数値の違いは?

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しかし、更年期障害と通常の月経前症候群との違いは、その後エストラジオールの値が上昇するかしないかです。月経がある場合は、女性ホルモンの値は上昇するので症状も治まりますが、更年期障害の場合は値が低いままとなります。そのため、ツライ症状が長く続くのです。このように更年期障害の症状は今までの月経周期とも関係があります。月経前症候群としての症状が強かった人は、エストロゲンの減少が激しいタイプであることが多くその後、更年期障害の症状が強く出る傾向があります。これを知っておくことで更年期を迎え症状が出始めた時に、早く対処することができますので検査数値を覚えておく必要はありませんが、生理痛やイライラが激しかった人は注意しておきましょう。

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