若いころはツンと上向きだったバストも、年齢を重ねるごとにだんだん下を向くようになります。
そのせいで、なんとなく体型がだらしなく見えたり、ぴったりしたニットが着られなかったりして、人生の楽しみを一つ無くしてしまったような寂しい気持ちになりますよね。
しかし、バストが垂れてしまうのは、一体どうしてなのでしょうか?
考えられる主な原因と、改善方法について見ていきましょう。
クーパー靭帯の伸び
バストには「クーパー靭帯」と呼ばれる組織が張り巡らされており、これがリフトアップの役目を果たすことでバストの角度を保っています。
しかし、クーパー靭帯は揺れなどの刺激に弱く、徐々に伸びたり切れたりして、その力を失いやすいのです。
特に、日頃から激しい運動をしている人はクーパー靭帯が伸びやすいですね。
改善方法
残念ながら、一度伸びたり切れたりしてしまったクーパー靭帯を元に戻すことはできません。
しかし、進行を食い止めることは十分に可能。次のような対処法を試してみてください。
- スポーツをする時は、専用のブラジャーでしっかりバストを支える
- 寝ている時の寝返りでもクーパー靭帯が伸びるので、ナイトブラで保護する
- マッサージをする時は余分な力を入れすぎないようにする