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更年期障害の特効薬と言えばやはり女性ホルモン対策が重要!

ここまで書いてきて、更年期障害の特効薬は何と思うかと聞かれたら、迷わず、「エストロゲン」と答えるに違いないと考えています。

エストロゲン本体そのもの、又は、エストロゲンと同じような作用を持つ物質……体内のエストロゲンを増やす物質ですね。

エストロゲンが持っている性質をここにまとめてみした。

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エストロゲンのメリットな作用

上半身から腰にかけてのなだらかで柔らかなフォルム、そして全身の肌の極め細やかさ。

髪もたっぷり艶やかで、髪質も髪の量も申分なく……これら全てがエストロゲンのおかげです。

体の中でのエストロゲンの働きぶりは、素晴らしいものがあります。

悪玉コレステロールを抑え、善玉コレステロールを優位にし、動脈硬化を未然に防ぎます。その結果、男性に比べ、心臓病、高血圧のリスクが下がります。

といっても、更年期を迎え、エストロゲンが減少すれば、男性並みにそれらのリスクは高まりますが……。

そして、骨粗しょう症の予防。

体内の骨量が減少せず、常に一定量、保たれているのは女性ホルモンの存在です。

こちらもエストロゲンが急速に低下する更年期になると、骨量が低下し、骨粗しょう症になるリスクが男性の3倍以上と言われています。

自律神経などを安定させるのもエストロゲンです。

このように素晴らしいメリットがたくさんあります。

只、どんなものにも必ずメリットに対してデメリットをもっています。

エストロゲンのデメリットな作用

上記のようにステキな作用があるエストロゲン。

できることなら、増え続けてくれたらどんなにいいことかと考えるのですが、エストロゲンの過剰も又、良くないのです。

エストロゲン感受性の乳ガン、子宮ガンの罹患率を上げます。

子宮内膜症、子宮筋腫の原因にもなります。

今まで、エストロゲンばかりを述べてきましたが、実はもう一つの女性ホルモン、プロゲステロンという黄体ホルモンの存在も重要なのです。

妊娠するとエストロゲンが減少して、プロゲステロンが優位になりますが、妊娠、出産、授乳の経験がなければ、常にエストロゲンが高値の状態です。

妊娠の経験が無い人は乳ガン、子宮ガンをはじめ婦人科の体の異変に罹りやすいと言われる由縁は、ここにあるのです。

従って、エストロゲン依存性の体の異変にすでになっている人で、抜け毛、骨粗しょう症、生活習慣病と更年期以降になりやすい体の異変を予防したい場合は、ホルモン補充療法以外の方法で行う必要があります。

更年期はエストロゲンから離れるための準備期間

平均閉経期の50歳以降、人生はその後、約30年とまだまだ、楽しめる期間が沢山あります。

更年期障害の特効薬エストロゲンが低値になっても元気で有意義な人生を送るためには、この更年期の間に、エストロゲンに振り回されない体と精神をつくっておく必要があります。

更年期の時期にきちんと対処しなかったため、更年期が過ぎても、例えば、うつ病が治らず、あるいは、エストロゲン減少に合わせて骨量を確保する努力を怠ったため、早くも骨粗しょう症になってしまったということが起こってきます。

エストロゲンが減っていくからいけないのではなく、更年期のエストロゲンの減り方があまりにも急激すぎるから体が上手く対応できないのです。

少しずつ、体が慣れるように減っていくのであれば、ホルモンバランスが乱れることはありません。

ホルモン補充療法は更年期前のホルモン量に戻すことではなくて、閉経に向けて、急激ではなく自覚症状が出ない程度に緩やかな曲線を描いて減っていくのを助ける治療法なのです。

(まとめ)

更年期障害の特効薬はエストロゲンだとやはり。考えています。

でもいつかはエストロゲンから独り立ちできる体を作らなくてはいけません。

その準備期間が更年期なのです。

閉経して女性ホルモンが低値になってもイキイキと過ごす高齢な女性が沢山います。

この方達をも目指しましょう。

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