更年期の年齢には注意しておこう!脳梗塞のリスクを軽減する方法

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更年期近くになると、エストロゲンが急激に減少していきます。

この現象が体のあちこちに更年期障害と言われる症状を惹き起こし、心血管の疾患に罹患するリスクを高めてしまいます。

脳梗塞も更年期を契機に増加する疾患の一つです。

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脳梗塞とはどんな病気?

エストロゲンの減少が脂質代謝の異常をおこし、悪玉コレステロールを増やしたりすることで、血管にダメージを与えたため、血管が詰まり、その先の脳の機能を低下させます。

脳梗塞は、つに大きく分類することができます。

アテローム血栓性脳梗塞

頸動脈や脳の太い血管にできた血栓が、脳の血管を詰まらせてしまいます。

脂質代謝に異常が起きると、血管内にコレステロールが粥状に固まる粥状硬化(アテローム硬化)という現象がおきます。

このアテロームができてしまうと、血管の内腔が狭くなったり、血栓ができて詰まり、その先の脳組織にダメージを与えます。
年々、増えてきている脳梗塞です。

ラクナ梗塞

ラクナとは小さな穴という意味ですが ラクナ梗塞は3~5mmの小さな梗塞のことです。

この脳梗塞は加齢と共に増加しますが、生命の危機はあまりないと言われています。

心原性脳塞栓症

心臓にできた血栓が脳の血管に飛び、詰まらせてしまう脳梗塞です。

この脳梗塞は全脳梗塞の15~25%を占めていますが、脳梗塞の中では最も重症化しやすいと言われています。

詰まる範囲も広くなるので、場合によっては死に至ることも。

ホルモン補充療法が脳梗塞のリスクを上げる?

閉経して2年後から始めたホルモン補充療法は内服のエストロゲン製剤で、脳梗塞がまれに起きると報告があります。

因みに、閉経してから2年以内にホルモン補充療法を行うと、心筋梗塞などは増えていないとか。

エストロゲン製剤では、体内と同じような環境にできない

ホルモン補充療法を行う時、生体内のエストロゲンと同様の環境でできれば、脳梗塞は増えるどころか減るのが当然なのですが、現在の段階では難しいようです。

卵巣から分必されるエストロゲンを内服しても、吸収さないので使えず、妊娠した馬の尿から取り出したエストロゲンをプレマリンと言う内服薬として使っているのです。

又、内服のエストロゲン製剤は体内に入ると、まず、肝臓に運ばれ、肝臓に働きかけます。

そこで、中性脂肪を増やしたり、血液を凝固させる物質を作り出したり、動脈硬化の進行、血栓を作り出すCRPを増やします。

そのために脳梗塞が増えるということです。

しかし、エストロゲン製剤の貼付薬や塗薬は肝臓を通らないので、内服薬のようなことはおきないと言われています。

更年期におきやすい脳梗塞予防に大豆が良い理由

更年期から脳梗塞になりやすいとわかると、じゃあ,どうやって予防したらいいの?と考えます。

そこで、大豆がお勧めなのです。

閉経後の女性が大豆を摂ることで、脳梗塞、心筋梗塞のリスクが有意に下がったという報告はすでにあちこちから出ています。

大豆成分イソフラボンは化学構造が女性ホルモンにそっくり

従って、イソフラボンが女性ホルモンと同じ作用があるというのは有名な話です。

イソフラボンは善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らすという効果を同時に出す優れものの物質です。

このように脂質代謝を正常化する働きがあるので、心血管疾患のリスクを下げるわけです。

理想的な摂取量

1日40~50mgです。

豆腐なら半分、納豆なら一パックに相当します。

黄な粉ならば、20gです。

過剰に摂取した分は体内に蓄積されず、体外に排出されます。

イソフラボンのサプリメントでもいいですが、大豆の中に食物繊維や体にいい影響を与えるものも含まれているので、先ずは大豆をしっかりいただいてください。

(まとめ)

エストロゲンの減少は心臓、血管にもダメージを与えてしまいます。

でも、現代は、そのダメージを回避する方法もたくさんあります。

快適な更年期ライフを送るために、色んなアンテナを張って、楽しみながら、更年期障害の症状改善を目指していけたら、どんなにいいことでしょう。

その行動、心構え自体が治療そのものと言えます。

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