ただのサボりではなかった「新型うつ病」の症状とチェックリスト4つ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

“新型うつ病”という言葉を聞いたことがありますか? 好きなことをやっている時は症状が表れないために、「怠けているだけ」や「そんなサボりたい?」と勘違いされることもしばしばです。

何をやっていても落ち込みが続いてしまう一般的なうつ病との違いや治療法を、今回はご紹介していきます。

スポンサーリンク

うつ病とは?

憂うつな気分や食欲、性欲、意欲の低下、不眠などの心理的症状が続くだけでなく、さまざまの身体的な自覚症状を伴うこともある状態を、“うつ病”と言います。

一般的に良く知られているうつ病は“定型うつ病”と呼ばれているもので、朝起きられない、午前中がつらい、自分の好きなことに対しても意欲がわかない、自分を責めてしまうなどの症状が代表例です。

まじめな人、責任感が強い人、完璧主義な人、几帳面な人がなりやすいと言われています。

新型うつ病は、ここが違う!

ですが、“新型うつ病”は上記に挙げたのとは違う症状があらわれます。夕方~深夜にかけてつらい、過眠や過食、自分の好きなことをしている時は症状が出ない、落ち込み状態にムラがある、ほかの人が悪い、周りのせいにするなど、はたから見ると「ただ自己中心的なだけでは?」と流されてしまうことが多いです。

実際、新型うつ病になりやすい人は、比較的若い世代が多く、自己中心的だったり、自己愛が強かったり、人一倍デリケートだったりするためでしょう。

新型うつ病かを見分けるチェックポイント4つ

気分に波はないか?

新型うつ病の場合は突然パニック的な発作を起こすことが多いので“パニック障害”と間違われるケースもあります。

また、うつ病の場合と違い、気分が沈んだままという状態が続くのではなく、気分のアップダウンが激しくなるのも特徴です。

自分の好きなことをしている時は気分が良く、体は軽快に動きますが、嫌なことに直面すると途端に落ち込み、体が鉛のように重たくなって、立ち上がるのもつらくなるほどの倦怠感に襲われたら、新型うつ病である可能性が高いと言えるでしょう。

最近、甘いモノをすっごく食べていないか?

体重が急激に増加していたりしませんか? 新型うつ病の場合は、何かを食べていないと落ち着かず、食べることによって不安な気持ちを抑えようとしてしまうため、過食へと繋がってしまのです。特に甘い物への欲求が強く、チョコレートやケーキ、クッキーなどを食べ過ぎている方は要注意。

過食症と異なる点は、食べた後に指を入れて吐くような異常行動は見られないということです。

寝ても、眠気が解消されていなかったりしないか?

「いくら寝ても寝足りない」という感覚に陥っている方は、新型うつ病かもしれません。特に嫌なことがあった時、気分が落ち込んだ時に強い眠気が襲ってきたり、睡眠を十分取っているつもりでも、日中に眠たくなる方は、過眠の可能性があります。

実際には熟睡出来ていないことが多いために、昼間でも眠気がだらだらと続き、集中力や判断力を鈍らせる原因になっているのです。

何気ない言葉に、よく心を痛めていないか?

人から“怒られる”、“注意される”、“批判される”、“拒絶される”といったことがあると、少なからず誰でも傷つくものです。ですが、新型うつ病の人はその傷付き方が激しい傾向にあります。

周囲の何気ないひと言が原因で何日も落ち込んだり、反対に逆ギレしたりと極端な反応を見せたりしていませんか? これは拒絶過敏症と呼ばれている症状で、今まで「常に褒められてきた」「成績などが優秀でトップにいることが当たり前だった」「怒られること、注意されることがあまりなかった」という人によくみられます。

他人の目、他人からの評価を非常に気になり、ほかの人から見れば些細なことであっても、悪く捉えてしまい、敏感に反応してしまうのです。

周囲に「ちょっとそこまで引きずらなくても……」という人がいたら、出来るだけ早く医療機関を受診するように促してみましょう。

理解されないことで、人間関係が悪化するケースも

新型うつ病の特徴は、“好きなことをしている時は症状が表れず、嫌なことになると途端に調子が悪くなる”という症状があることです。そのため、どうしても都合が良い病気と思われてしまい、「どうせ仮病でしょ?」などと言われて理解されない場合が少なくなりません。

そのため、周囲の人との関係が悪化してしまい、自分の味方になってくれる人までもを遠ざけてしまい、社会復帰も遅れるという悪循環になると言われています。

おかしいと感じたら、病院を受診して

また、周囲のそういった反応などから「自分は怠け者なんだ」と思い込み、病院を受診しないケースも多く見受けられます。ですが、自力で治すよりも、きちんと病院を受診し、薬物療法や精神療法をおこなった方が、回復が早いのも事実です。

ただ、薬を処方されるだけでなく、生活を整えるための生活指導やカウンセリング、考え方を変えていく“認知行動療法”、対人関係の不安を解消する“対人療法”などもおこなわれるため、日常にも早く、そして戻りやすくなるのではないでしょうか。

まず新型うつ病を知ることから始めよう

新型うつ病は、なかなかその疾患が理解されにくい状況にあります。しかし放置しておくと悪化する可能性も否定出来ません。まずは「新型うつ病という病気がある」ということを知り、正しく理解していくことが大切です。

身近で大切な人との関係を壊さないためにも、取り返しのつかないことにならないためにも、少しでも違和感を感じたら早めに受診するようにしてみてください。

その場合、保険や住宅ローンの問題が絡んでくる可能性もあるので、病院に行くメリット・デメリットは事前に確認しておいたほうがよいでしょう。ただし、身体のことが最優先だとは思います。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

あわせて読みたい