どの季節にもやってくる「冷え症」の原因と対策は、日々の生活に?

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冷え症は、血行不良が原因で起きる疾患です。偏った食生活、ホルモンバランスや自律神経の乱れなども冷え症を誘発し、寒い時期だけに起こるものではなくなってきています。

冷え症の原因や対策を正しく知ることで、その症状を少しでも改善していきましょう。

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偏った食生活が、冷え症を引き起こすキッカケに!

女性が陥りやすいのが、間違ったダイエットが原因の冷え症です。栄養バランスを考えずに極端なダイエットをおこなうと、エネルギー不足を招き、体温を維持する上で必要な筋肉や体脂肪まで減らしてしまいます。それを続けると、体温を下げ、冷え症を引き起こしてしまうのです。

また脂っこい物の食べ過ぎにも注意しましょう。揚げ物や焼き肉、ファストフード、スナック菓子などばかり食べていると、血流が悪くなります。血流が悪くなることは冷え症に繋がるので、これらのメニューを食べる時は野菜や水分も積極的に摂るように心がけることが大切です。

まだまだある、冷え症の原因

ホルモンバランスの乱れ

女性にとって非常に大切な役割を担っている女性ホルモン“エストロゲン”。女性らしい丸みを帯びた体作りや妊娠の準備、骨の形成や自律神経を整えたり、基礎体温を下げたりと様々な働きをするホルモンです。

ですが、偏った食生活やストレス、睡眠不足、そして加齢によって、エストロゲンの分泌量が減少すると、月経不順や自律神経の乱れ、冷え症といった様々な症状を引き起こすことがあります。

締め付けのある衣類や靴の着用

スタイルを良く見せるために、お洒落のために、少しきつめの下着や衣類、ストッキング、パンプス、ブーツなど、何かと体を締め付ける物を多く着用していませんか?

体の締め付け=血管の締め付けです。血行不良を起こす原因となってしまい、足や手の末端部分へ十分に血液が行き届かなくなり、冷え症の原因となります。

また暑い時期でも、肌の露出が多いファッションを着る機会が増えることで、冷房などによる体の冷えに直結してしまう場合があります。

自律神経の乱れ

自律神経は血液の流れ、脈拍や血圧の維持、体温調整など、血管や内臓の働きをコントロールしてくれており、自分の意思とは関係なく働く神経です。暑い時は体内に熱がこもらないように汗をかいて熱を発散させる働きをし、寒い時は熱を発生させ、その熱を逃さないようにしてくれています。

ですが、最近では冷暖房の普及により、屋内と外との温度差が生まれてしまい、それに体が付いていかなくなり、少しずつ自律神経の働きに乱れが生じる人が増えてきました。それだけでなく、生活習慣の乱れやストレスなどが原因での乱れも多くなってきています。これらも冷え症になる原因のひとつと言われているのです。

冷え症と切っても切れない疾患2つ

月経困難症、月経前症候群、月経不順、膀胱炎などの原因になることもある、冷え症。特に、下記の2つとはかなり深い関係です。

貧血

貧血になると、血液中のヘモグロビンが減少します。これにより、酸素が十分に行き渡らなくなるため、様々な不調が生じてしまうのです。冷え症もその1つで、体が冷えていて熱を必要としていても、それを上手くフォローすることが出来ないために引き起こされてしまいます。

これとは逆に、冷え症が貧血の原因になってしまうパターンも。冷え症の場合、血管を収縮させて体の熱を逃がさないようにするのですが、血管が収縮するということは血流が悪くなるということ。つまり、必要な酸素や栄養分が十分に行き渡らなくなり、鉄分も吸収されにくくなってしまい、貧血の原因となってしまうのです。貧血と冷え症は、まさに切っても切れない関係。両方の対策を考えながら改善していく必要があります。

更年期障害

先にも書きましたが、エストロゲンの減少が冷え症を誘発しやすいと言われています。

自律神経とも深く関わっているエストロゲンが急速に減少することにより、様々な不調をもたらすのが更年期です。

頭痛やめまい、冷え、イライラ、憂うつ感、倦怠感、ホットフラッシュや睡眠障害などといったものが、更年期障害の代表的な症状として知られています。自律神経の乱れは血管の収縮や拡張にも影響を及ぼし、それが冷えやホットフラッシュを引き起こします。更年期障害は冷え症を更に悪化させることにも繋がるので、専門医に相談して生活習慣の見直しや治療などを行なうようにしましょう。

体を常に冷やさないこと!

冷え症は、その名の通り体を冷やすことで引き起こされる症状でもあるので、体を冷やさない努力をすることが大切です。

内から、冷え予防!

冷え症と食生活の関係で重要になってくるのは、食べ物の“食性”。体を冷やす食べ物と温める食べ物を知っておきましょう。

体を冷やす食べ物には、小麦・そば・豆腐・こんにゃく・ワカメ・昆布・バナナ・柿・イチゴ・みかん・りんご・牛乳・バター・白砂糖・コーヒー・緑茶などがあります。

体を温める食べ物には生姜・にんにく・玉ねぎ・ねぎ・ニラ・大根・かぼちゃ・ごぼう・蓮根・あじ・さば・いわし・鶏肉・チーズ・黒砂糖・ごま油・みそ・シナモン・唐辛子・紅茶・ハーブティーなど。

体を冷やす食べ物を避けるというよりは、食べ過ぎないことが大切です。そして、なるべく体を温める作用のある食べ物を意識するようにしましょう。

外から、冷え予防!

スリッパや腹巻、レッグウォーマーなどの冷え対策グッズを使って、外から冷えを予防することも大切です。

さっと羽織れるストールや、足先を自由に動かせる五本指ソックスなどを着用するだけでなく、足元にフットヒーターを置いたり、寝る時には湯たんぽを使うなどしましょう。

探してみると、冷え症対策グッズは様々なものが販売されています。自分に合った物を選んで、少しでも冷え症を軽減してみてはいかがでしょうか。

ちょっとの意識が、冷え症を遠ざける!

まずは体を冷やさないように、血行を良くする生活習慣を身に付けることが大切です。栄養バランスを考えた食事、睡眠に休養、適度な運動など、日々当たり前におこなっていることを少し丁寧に、そして“温める”を念頭においてみましょう。それでもむくみが改善されないな……と感じたら、別の疾患が隠れていることもあるので、一度医療機関で検査を受けてみてくださいね。

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