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成人発症率が高まっている「麻しん」「風しん」「水疱瘡」の予防法

大人になって罹ると重症化する可能性が高い“麻しん”や“風しん”、“水疱瘡”。

「子どもの体の異変でしょう?」とお思いの方もおられるかもしれませんが、近年成人でも発症するケースが増えてきているのです。今くらいの、空気が乾燥している季節に流行の気配をみせる、この3つの疾患の症状や注意点、ワクチン接種について詳しく解説します。

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合併症が起こる可能性もあり、麻しん(はしか)

38度以上の発熱、咳、鼻水、目やになどの風邪のような症状があらわれます。その後一旦熱が下がるものの、再び39度以上の高熱が出て、全身に発疹が……。高い熱が4~5日続くこともあります。

1歳前後での発症が最も多く、約半数が2歳以下の発症だそう。

小児以外では、10~20歳代の発症報告が多く、成人の麻しん患者の増加が最近は問題になっているそう。麻しんは中耳炎などの合併症を起こす危険性があるといわれています。

「三日はしか」とも呼ばれている、風しん

38度前後の発熱もしくは微熱、喉の腫れ、顔から全身に広がる発疹、耳の後ろにあるリンパ節の痛みといった症状が見られます。5~15歳が一番かかりやすいそう。

別名を「三日はしか」と言い、発疹は3日程度で消失します。麻しんのように色素沈着を起こして発疹の痕が残るといったことはありません。

水ぶくれが出来る、水疱瘡(水ぼうそう)

38度前後の発熱が出ると同時に、発疹が水ぶくれになり3~4日程度でかさぶたに変わります。水ぶくれの時は強いかゆみを伴うため、小さいお子さんは掻き壊してしまうこも……。

また、脳炎、肺炎、髄膜炎などの重い合併症を引き起こすことがあるので注意しましょう。

その上、妊娠初期の妊婦さんが注意したいのは、流産、早産、子宮内胎児発育不全、先天性水痘症候群などの可能性です。

予防接種でしっかりと予防を!

どれも、予防にはワクチン接種が一番です。

日本では2006年から麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)を1歳時で1回、小学校入学前の1年間に1回の計2回接種することが望ましいとされています。またMRワクチンは“生ワクチン”であることから、女性の場合は接種後3ヶ月程度は妊娠しないように気を付ける必要があります。

次に水疱瘡のワクチン接種は、1歳の誕生日から3歳の誕生日の前日までに2回受けること(3ヶ月の間隔を空けて)が望ましいとされています。

ワクチン接種後には副反応として、接種部位の発赤や腫れ、発熱、発疹、じんましん、関節痛、リンパ節の腫れなどが見られることもありますが、体の異変ではないので安心してくださいね。

妊娠前にワクチン接種を

妊娠中のワクチン接種は出来ないため、妊活中の人はもちろん、そのパートナーや御家族でワクチン未接種の人がいる場合は、早めに接種するように心がけましょう。

予防をしておくことと、かかったら周囲に拡げない配慮が重要

麻しん、風しん、水疱瘡は学校や幼稚園・保育園などへの出席停止期間があります。これらは医師の診察を経て、登校・登園許可が出るまでの目安です。個人の症状・状態により異なるケースもあります。

予防する努力をすることと、かかってしまったら周囲に拡げないようにすることが重要です。体調を崩しやすい季節は特に、予防に力を入れて元気に乗り越えましょう。

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