知っているようで知らない先進医療の実態!

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最近、テレビCMで「先進医療費を○○万円も保障!」というのを見たことはないでしょうか?

ほとんどの人が「先進医療」というフレーズを聞いたことがあると思います。
そして7年前くらいに見直しした医療保険には、自分でも知らないうちに「先進医療特約」が付加されていませんでしょうか?

先進医療はとにかくお金がかかる!
そんなイメージですが間違いはありません。
まず保険が利きません。

そのため先進医療の治療費は全額自己負担となります。

しかし、その先進医療の特約ってどれくらい必要でしょうか?

今回は先進医療について説明していきます。

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■先進医療制度は高額だけど受ける人は増加中!

▼混合治療を認めた日本独自の制度です!

代表的な前立腺がんのロボット治療を実際に取り入れられることが増えた先進医療。
この先進医療制度が創設されたのでは2005年。
2010年6月までに5万8千人超の人が受けています。

そもそも先進医療とは何か?
そう質問されて正確に答えられる人はほとんどいません。

先進医療とは最先端の医療技術のうち、政府の承認があるものです。
高額になりがちな先端的医療の一部に公的医療保険を適用することができ、患者の自己負担を安く抑えられる仕組みとなっています。

私たちは病院に行くとき、公的医療保険の適用を受けており、3割の治療費で治療できますよね?
しかし一方で最先端の医療技術にはこの公的医療保険の適用はされていないものが多いのです。

その為、かかった治療費は自己負担となります。
こういった自己負担の治療(保険外診療)を併用したらどうなるでしょうか?

これを「混合治療」と言い政府は認めていません。

例えばがんに一番多い話ですが、費用は高いけど完治率が高く再発率を抑えられる最先端の医療技術でがんを治したい。

もちろんこの治療は自己負担です。
しかしこの医療技術を受ける前に必要な血液検査を3割負担で受けたとします。

そうすると保険適用外の医療技術と保険適用で3割負担となった血液検査と合わせた混合治療とみなされます。

政府が認めていないということは、血液検査の部分に健康保険が利かなくなり「全額自己負担」へとなります。

しかし、その一部を認めたのが「先進医療」です。
先進医療の多くは今現時点では保険適用外だが将来は保険適用が期待されている治療方法の為、一部認めています。

もちろん国が指定した医療機関の医療技術のみですので、どの病院でもいいわけではありません。

さらに最先端の医療技術となると先進医療とまだ認定されていない医療技術も多いため、そちらを選択した場合は「自由診療」と言って、最初から最後まで全額自己負担となるため、がんの場合の費用は何千万円とも言われているため、「がんはお金がかかると言われています。」

■実際に先進医療の必要準備額は?

▼一番高いのはがんの治療!

2011年7月の段階では先進医療として認められている治療方法は123あります。

先進医療はテレビCMなどの影響でかなり高額なイメージですが、実際は100万円を超えるほどの超高額な治療法は限られています。

多くの治療では30万円前後です。

先進医療の金額
がんでの重粒子線治療 約300万円
がんでの陽子線治療  約277万円です。

実際に受けている人は年間2000人~3000人と、150万人のがん患者がいる日本では少数です。

理由としては受けられる医療機関の限定やどんながんにでもこの治療ができるわけではないからです。

がんの部位や進行度によって異なり全員が受けられるわけではありません。

他に高いものだと多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術という目の治療です。
こちらは約51万円と先ほどの重粒子線治療などに比べたら金額が全然違うことが分かります!

こうやって考えると先進医療特約はそんなに大きな金額を付加する必要がないことがわかります。

さらに生きているうちに重粒子線治療や陽子線治療を何度も受けることはありません。
最近では先進医療特約に2000万という大きな金額も発売されていて、この特約部分だけを見たら何百円とかなり安いですが、年間の実施数が少ない事で請求自体も少ないということと比例しているため、割安な保険料となっています。

簡単に言うと保険会社のリスクとしては小さいということです。
裏を返せばそんなに必要ないということです。
たかが何百円でも10年20年かけ続けていれば、それなりの金額になってきます。

特約として付加する場合は500万円~1,000万円もあれば十分でしょう。

■まとめ

123の先進医療技術も飛躍的に増大してきています。
もちろん対象となる病院も増やしているので、今までピンと来なかった人でもより身近に感じるようになってきます。

この先進医療は今までの医療技術とは異なり、まさに最先端の医療!
体への負担が少なかったり、治療期間が短かったりとかなりの高評価を受けているのです。

1日でも早く社会復帰をするために日々進化している医療技術ですが、新しければ新しい程、効果を発揮し、その分費用は増すものです。

しかし今後保険適用内の治療への移行が予想される技術なだけあり、ものすごく高額なものはごく一部です。

先進医療という言葉と高額という言葉をイコールで結びつけることなく、先進医療特約の保険金が過剰にならないよう気を付けることが大切です。

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