掛け捨て型?貯蓄型?それとも保険料が返ってくる保険がいい?

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医療保険に加入しようと思ったけれど、掛け捨て型と貯蓄型どちらがいいか悩んでいるというあなた。掛け捨て型は解約をしたときにも返戻金がなく、何も給付がなかったら損をする?もったいないから貯蓄型にしようかしら?と単純に考えているなら、ちょっと待ってください。

医療保険の掛け捨て型と貯蓄型の保険の仕組みをご存知ですか?また、最近では掛け捨て型がほとんどで、保険の考え方そのものを変えるような保険があるのを知っていますか?

もし、まだ最近の保険の流れをご存じないなら、それぞれのメリット・デメリットを説明しますので、どの保険の型が自分に合う医療保険なのか、一緒に考えてみましょう。

■「掛け捨て型」と「貯蓄型」の保険料の仕組みのちがい

「掛け捨て型」は、保険料が安く解約した時に解約返戻金がない保険です。最近では掛け捨て型の保険の方が主流です。

「貯蓄型」は、掛け捨て型と同様の掛け捨て部分と別に貯蓄部分の掛け金を積み立てて、一定期間後に返金する保険です。ですから、その分保険料が高くなります。

■新しい保険の考え方「保険料返戻型」

医療保険で貯蓄型保険と言えば、先に説明したような「掛け捨て型」と「貯蓄型」の保険だけでした。ですが、「貯蓄」ではなく「保険料返戻」という考え方の保険が出てきました。

例えば
東京海上日動あんしん生命 メディカルKit NEO
医療総合保険(基本保障・無解約返戻金型)【無配当】
被保険者 満30歳 女性 入院給付金日額10,000円プラン(1入院60日型)
保険期間 終身/保険料払込期間 終身
生活習慣病の保障なし/働けない時の保障なし
月払保険料 3,710円です。

同じく
東京海上日動あんしん生命 メディカルKit R
医療総合保険(基本保障・無解約返戻金型)健康還付特則 付加【無配当】
被保険者 満30歳 女性 入院給付金日額10,000円プラン(1入院60日型)
保険期間 終身/保険料払込期間 終身
月払保険料 6,510円

被保険者が健康還付給付金支払日(この例の場合は70歳)に生存している場合に、3,124,800円を受け取ることができます。ただし、それまでにこの保険から受け取った給付金があれば差し引かれます。

月払保険料6,510円×12か月×40年=3,124,800円=健康還付給付金となります。

ただし、この保険に付加できる他の特約を付加する場合、付加した保険料に関しては健康還付給付金としてリターンされないのでご注意ください。

▼保険は長い付き合いになります。保険会社選びは慎重に

ただし、この健康還付給付金を受け取れるのは60歳もしくは70歳・75歳・80歳(契約年齢による)です。それまでに、もしも保険会社が破綻するようなことがあれば、どうでしょう?当てにしていた返戻分が減額されることもありえます。

「保険料返戻型」もいい事ばかりではありません。「保険は長い付き合い」といいましたが、この保険は途中解約した時に返金される「解約返戻金」は払い込んだ保険料よりも少なく、契約から短期間の場合には「解約返戻金」はほとんどありません。
また、途中で保険料の支払いがきつく、減額したいと思ってもこの「健康還付給付特則」だけを解約することができません。
「保険料返戻型」保険を選ぶなら、そのメリットを生かすためにも、途中で解釈したりせず、ずっと付き合っていく覚悟で加入しましょう。

▼死亡保障がある生命保険でも貯蓄はできるのか?

生命保険にも払込み満了時に解約返戻金を利用して、それ以降年金のように受け取れる商品があります。また、解約しないで保障内容を減額し、残りを返戻金として受け取ることもできます。
この保険は「終身保険」です。この保険に入院特約等を付加することができますが、特約分は掛け捨てになります。
以前は予定利率も高く、この「終身保険」を相続税対策や老後の資金等のために勧められたのですが、この低金利ですし、予定利率は見直しされますので、契約時の予定解約返戻金が確実に受け取れるとはとても言えません。
単に貯蓄をしたいなら生命保険を利用しない方がよいと思います。

■「掛け捨て型」は何と言っても掛け金が安い!

先の例では、「掛け捨て型」のメディカルKit NEOの保険料が月払い3,710円で、「保険料返戻型」のメディカルKit Rの保険料は月払い6,510円なので

6,510円-3,710円=2,800円となり
30歳から70歳まで積み立てると、利息なしで
2,800円×12か月×40年=1,344,000円になります。

預金して貯めていけば、70歳まで待たなくても何かの際にお金を使うことができます。
月々の保険料を押さえて、差額の保険料を他に回すことも賢いと思います。
「掛け捨て型」「貯蓄型」「保険料返戻型」いずれにしても保険は長く付き合うものです。
長く続けられる保険を選びましょう。

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