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シングルマザーの生命保険でおすすめなのは?

シングルマザー(母子家庭)の方は、「もし自分に何かあったら、こどもはどうやって生活するのだろう?」と、いつも不安にさいなまれていると思います。

シングルマザーでも、夫と死別された方は、夫の生命保険等でしばらくは金銭的な心配がないかもしれません。でも、離婚した方にとっては、母親である自分自身に万が一のことがあったらと、大きな不安を抱えていらっしゃるでしょう。

また、自分に万が一のことがあったときのために、生命保険に加入している方でも保障金額が足りているのか?不安に思っている方が多いようです。

では、こどもが一人立ちするまでにいくらぐらい必要なのでしょうか?

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■残されたこどものために必要な資金はいくらでしょう?

子ども一人あたりの大学進学までに必要教育資金は
幼稚園から大学まで公立(国立を含む)で進学したとしても約1000万円
幼稚園から大学までずっと私立の場合は、約2500万円かかるといわれています。

例えば、幼稚園入園前に万が一のことがあった場合、こどもが一人でも少なくとも約1000万円が教育費として必要です。

こどもが一人、2歳のときに万が一のことがあった場合
生活費としておよそ月20万円必要なら、20万円×12月×大学を卒業するまでの20年間
=4800万円
この金額に先ほどの教育費1000万円を足すと5800万円が必要になります。

■万が一のことがあった場合にもらえる公的支給は?

残されたこどもに対しては遺族基礎年金の支給があります(会社員の場合は遺族基礎年金も)。では、どのくらい支給してもらえるのでしょうか?

<遺族基礎年金の支給要件>

被保険者の保険料納付済期間が加入期間の3分の2以上あることが、遺族基礎年金を受けられる条件なのですが、これには「ただし書き」があり、平成38年4月1日より前に、65歳未満で死亡した場合保険料の未払いがなければ給付されるので、母子家庭の母親が死亡した場合には、遺族基礎年金が給付されることになります。

母子家庭の場合の給付の対象は、死亡した者によって生計を維持されていた「子」(ただし、18歳到達年度の末日を経過していない子、20歳未満で障害年金の障害等級1級または2級の子)です。

つまり、母子家庭の場合は、子どもが18歳未満まで(障害等級1級または2級の子の場合は20歳未満)遺族基礎年金を受給することができます。

 

<遺族基礎年金の金額>

年金額778,500円+子の加算
子の加算は、第1子・2子が各224,000円、第3子以降が各74,600円です。また、子の加算は第2子以降となるので、子が一人の場合は、年額778,500円、子が二人の場合は、年額1,002,500円となります。

▼会社員なら遺族厚生年金からも支給される

厚生年金に加入している、または加入していたことがある方で、遺族基礎年金の支給要件を満たしていれば、遺族厚生年金もあわせて給付されます。

遺族厚生年金は報酬比例となり、計算が必要なので、平均標準報酬月額18万円(平成15年3月以前には厚生年金に加入していない場合)として仮に計算してみます。

1  本来水準

平均標準報酬月額18万円×0.005481×平成15年4月以降の被保険者期間の月数300
×4分の3=221,980円

2  従来額保障

平均標準報酬月額18万円×0.005769×平成15年4月以降の被保険者期間の月数300
×0.998×4分の3=233,177円となります。

1の式によって算出した金額が、2の式によって算出した金額を下回るときには、2の方の金額が報酬比例部分の年金額になります。よってこの場合は233,177円となります。

※平均標準報酬月額とは、厚生年金標準報酬月額を平均した金額ですが、単純に平均したものではなく、所定の再評価率で再評価した標準報酬月額を平均化したものです。

※平成15年4月以降の被保険者期間が300月未満の場合は、300月として計算します。

■公的に受け取れる遺族年金を差し引いた保険金を準備する

今回の例では、はじめに必要と思われる金額は(大学卒業までの教育費+生活費)5800万円でしたので
5800万円-{(遺族基礎年金778,500円+遺族厚生年金233,177円)×16年}=約4200万円
子ども一人、子どもが2歳で母子家庭の母親が他界した場合、その時点で必要なのは約4200万円の保険金額となります。
では、約4200万円の死亡保障のある生命保険に加入すればよいのでしょうか?

▼子どものために必要な金額はだんだん減っていく

あなたが長生きすればするほど、万が一のとき以降に必要な金額は減っていきます。
例えば、子供が小学6年生のときに他界すると、それ以降に必要な教育費は約750万円(中学から大学まで公立に進学した場合)、生活費は年240万円×10=2,400万円となり、必要な金額は3,150万円。
遺族年金としては233,177円×6年=1,399,062円
差し引くと約3,000万円となります。
残された子どものために必要な教育費と生活費はだんだん減っていく。

■母子家庭の場合に必要な保険は

母子家庭の子どものために必要な保険としては、保険金額がだんだん減っていく「収入保障保険」(万が一のときには年金として遺族が保険金を受け取ることができます)がよいと思います。保険金額が下がっていくことで保険料も抑えられます。
子どもが小さいうちは、必要な時期だけ掛け捨ての「定期保険」に合わせて加入するのもよいでしょう。
また、「学資保険」は返戻率が高い商品が多く、万が一のことがなくても、学資金をしっかり貯められるのでおすすめです。
収入保障保険+定期保険+学資保険=必要な保険金額となるように加入するのがベストですよ。

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