背中のしこりが気になる。見えにくい背中のしこりは何が原因?

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自分では見えにくい背中。

そんな背中にしこりのような物が出来た時は、結構大きくなってしまってから気付くというケースも少なくありません。

仰向けになった時や着替えの時、入浴時などに違和感があれば、鏡などでチェックしてみましょう。

同居している御家族に見てもらうという方法もありますよね。

見えないだけに不安が募ります。

気になる背中のしこりの症状を見ていきましょう。

背中のしこり~どんなことが考えられる?

背中に出来るしこりの代表格を挙げてみました。

脂肪腫

いわゆる脂肪のかたまりのことです。

殆どの場合、皮下脂肪に発生する良性腫瘍です。

痛みはなく、主に背中や肩、首に出来ることが多いとされています。

血液検査や画像検査で悪性か良性かを診断します。

悪性の脂肪肉腫であることが疑われる場合は、腫瘍の一部を取って病理診断を行なうこともあります。

良性の脂肪腫であれば、小さいものは局所麻酔、大きいものや深い位置にある場合は全身麻酔で切除という方法が取られます。

自然に消えることはないものの良性であるため、経過観察をしながら手術のタイミングを決めることもあります。

脂肪肉腫

悪性の脂肪腫です。

転移するため早期発見、早期治療が重要となってきます。

見た目で良性と悪性を見極めるのは難しいと言われていて、血液検査や画像検査、病理診断を経てその判断が行なわれます。

一説には5cm以上の大きさの脂肪腫は悪性が多いとされているものの、必ずしもそうとは限らないので、医師の指示に従いきちんと検査を受けることが必要です。

粉瘤(アテローム)

表皮のすぐ下に出来る袋状の良性腫瘍です。

本来なら剥がれ落ちる筈の古くなった角質や皮脂が、その袋状の中に溜まって大きくなっていきます。

化膿したり痛みや悪臭を放つこともあるので、なるべく清潔にしておくことが大切です。

小さい場合は経過観察になることもありますが、完全に取り除くためには切開して袋ごと摘出することが必要です。

袋の中身だけを取り除いても、袋が残っている限り再発するからです。

脂肪腫との違いを見分けるには、粉瘤の中心に出来る小さな黒い点のような開口部。

化膿した場合はここから膿みなどが出てきます。

開口部の周りが赤く腫れていることもあります。

肌トラブルを避ける方法

背中を清潔に保ちたい

前述した以外にもニキビや吹き出物、おできといったケースもあります。

悪化すると化膿して熱を持ったり、激しい痛みを伴うこともあるので注意が必要です。

背中は自分からは見えにくい部分でもあるため、そのケアも難しいのが大きなデメリット。

汗をかきやすく、湿気がこもりがちになるため、清潔に保つこともなかなか大変です。

・吸汗性、吸湿性、通気性のある下着を着用する

・かゆみを誘発するような生地の衣類を着ない

・ボディソープ類は刺激の低いものを選ぶ

・ゴシゴシ洗いはNG

・シャンプーやリンスなどの洗い残しに注意

・肌の乾燥に気を付ける

・栄養バランスを考えた食生活

・ストレスを溜めない

このようなことに配慮することが大切です。

タオルや食事にも気を使って

肌に直接触れることが多いタオル類も優しい生地の物を選ぶことがポイント。

また体を洗うのもナイロンタオルやボディブラシは避け、出来るだけ肌の表面を傷付けない素材の物を使用するようにしましょう。

肌トラブルを防ぐには体の内側からきれいにすることも必要。

まずは食生活。

ビタミンB群やビタミンC、ビタミンEなどを積極的に摂りましょう。

これらは肌の新陳代謝を活発にする作用があります。

油っこい物、スナック菓子類、炭酸飲料、カフェイン、アルコール、刺激の強い香辛料などは、なるべく避けるようにしたいものです。

背中のしこり~こんなことにも気を付けて

ストレスは万病のもと

現代人が抱える大きな問題のひとつであるストレス。

ストレスはあらゆる体の異変の原因にも挙げられています。

背中に出来るしこりも、決してストレスと無関係とは言い切れません。

・出来るだけストレスの原因を取り除く

・睡眠や休養をしっかり取る

・適度に体を動かす

・趣味や好きなことでストレスを発散させる

こういったことも非常に大切な改善策です。

またこれとは逆のパターンで、背中のしこりがストレスを招いてしまうこともあります。

余計なストレスを溜めないためにも、早めに医療機関を受診しましょう。

自己判断は危険です

時間がない、恥ずかしい、怖い…など様々な理由で医療機関を受診出来ずにいる人も少なくありません。

しかし自己判断で薬を塗るのは危険です。

間違った選択をすると、その症状を悪化させかねません。

見えにくい場所に出来たものだからこそ、十分に注意することが必要。

こじらせてしまうと治療が難しくなったり、治るまでに時間がかかる結果に繋がります。

出来るだけ早く専門医を受診することで、治療もスムーズに進むということを頭に入れておきましょう。

まとめ

背中のしこりは脂肪肉腫のように、命の危険を伴うケースもあるので軽視してはいけません。

素人判断で薬を塗ることも禁物です。

見えないから「見ない」のではなく、見えないからこそ「気を付ける」ことが大切。

こじらせる前に皮膚科や形成外科を受診し、なるべく早くその原因をはっきりさせましょう。

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