
更年期に入ると肌が乾燥して、カサカサしたり、赤いポツポツが出てきたり、かゆくなったりしやすくなったなあと感じる女性も多いはずです。
若いころは、ただの湿疹だと思ってそれほど気にする人はいないはずですが、その湿疹が長期にわたって出ているとどうしても気になって仕方がないですよね?
しかも、それが更年期障害によるものなのか、それとも普通の蕁麻疹(じんましん)なのかって、見分けることなんて出来ないはずです。
でも、更年期に近くなった40代、50代の女性は、まず、更年期障害を疑う必要が出てきます。
お肌に湿疹、かゆみ‥更年期女性の悩み
更年期に湿疹が出やすいのは
女性ホルモンであるエストロゲンが減少すると水分や皮脂も減ってしまい、皮膚も薄くなっていきます。
そのため、皮膚がカサカサしたり湿疹ができやすい状態になってしまうからです。
湿疹が更年期障害の症状の場合
40代、50代と年齢を重ねるにつれて、体の皮膚が薄くなっていますので、湿疹やかゆみがある場所を掻いてしまうと、皮膚が傷つき、出血してしまい、なかなか治らない場合があります。
ですので、更年期には、あまりかきむしらないようにすることが大切です。
そして、どうしてもかゆみや湿疹が長く続くようであれば、まずは、皮膚科に行って検診を受け、適切な治療薬を処方してもらうことが先決になります。
また、肌を乾燥から防ぐために加湿器などを使って部屋を乾燥しないように心がける必要があります。
年齢とともに乾燥しやすくもなるので、自分なりの工夫や対策が必要となります。